間取り3DK ライフ

間取り3DK ライフ

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間取り、空間、3DK…

間取りが3DKであれば、シンプルで快適な住環境で生活できます。日常生活の中心は6畳ほどのダイニングルームです。自称ミニマリストでない限り、さまざまなモノが増殖するわけで、ダイニングテーブル、パイプ椅子、テレビモニター、座卓に座椅子など個性豊かな役者たちが狭い舞台に集まっています。住人Mはこの一見すると制御不能な状況も人生のプロセスにおいて許容されるべきと割り切っています。

 

唯一の自己表現としてマンション玄関の扉を開いた正面に見える壁にはモダンアートなポスター画を吊り下げシンプルな住空間をシンボリックに演出します。平素は居室の一角に伏せてある西洋画は3枚に厳選し、それ以上は意味をなさない行為と割り切り収集しません。数少ない所持品は彼の価値観を端的に表しています。(尚、教養は1個の電子ブックがすべてを担います)

 

間取り3DK、簡素な空間、西洋の絵画…つまり、これらの要素を中心に個としての自分を確立するのです。そういう意味で確固たる人生哲学なのだと言えます。

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