間取り3DK ライフ

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住環境による本との付き合い方 1

モダンな邸宅のリビングにはダークウッド調の本棚がよく似合う。そこには家主の文化的な教養が詰まっておりアカデミックな雰囲気が漂う。背表紙を見れば彼らの専門性を垣間見ることができる。経済学、哲学、美術関連の蔵書など…ピラミッドの頂点に君臨する人々の威厳がそこにある。

 

中間層の場合、やはり主人の考えとしてインテリ度の高さをアピールしたい場合は他人の目に触れる可能性のあるリビングに本棚を設置したいだろう。ズームではリアルな本棚をバックにウェブカメラをセットして欲しい。他方、本は一人でゆっくりと楽みたいオタク派は自分専用の書斎を構え男の隠れ家的な個室になるだろう。尚、夫婦の主寝室に本棚があるのはあまり見かけない。生活の邪魔になるからだ。

 

11月21日付「3DKでの読書スタイル」続き

 

間取り3DKの3つの特性はコンパクト、機能性、効率化なので増殖する傾向にある本にはしっかりとした対策が必要だ。住人Mの場合、本は主に3箇所に分散して配置してある。本人の経験から気に入った本は再読したいので背表紙が見えるようコンパクトに収納し、その他、日頃は目の触れない場所に保管。残りは現在読みかけの本、意識して向き合っている本、並行して眺める本などがダイニングテーブル上の一角に積み上げてある(但し3冊まで)。本人なりに頑張って考えた結果である。さらに後編に続く

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